中学生の正しい勉強方法とは?

中学生にとって、正しい勉強法(勉強方法)とは何か?

それをお伝えする前に、中学生の勉強法は、大きく分けて2つあります。
その点を、先に知っておいて下さい。これは非常に重要なことだからです。

簡単に言えば、既に成績が良い中学生が行なう勉強法と、
勉強が苦手な中学生が行なうべき勉強法は異なるということです。

つまり、正しい勉強法とは、まず第一に、自分に合ったほうの勉強法のことです。

偏差値で言えば、偏差値60以上の中学生の勉強法は、
偏差値60未満の中学生には、あまり役立つことはありません。

確かに偏差値55以上の中学生であれば、役立つこともあるでしょう。
しかし、偏差値が55未満であったり、50未満の中学生にとっては、

既に勉強が得意な中学生と同じ勉強法では大幅な成績アップは難しいでしょう。

その意味から言えば、このサイトでは、偏差値50未満の中学生が、
偏差値60以上を目指すことの出来るような勉強法についての情報を提供しています。

従って、既に成績の良い中学生には参考にならないかもしれませんのでご了承下さい。

家庭教師や学習塾の有用性

中学生が勉強での成績アップをはかるために、
家庭教師や学習塾は非常によく利用される一般的な方法ですが、

ほとんどの中学生にとって、勉強法としては弊害のほうが大きいと思います。

既に勉強での成績が非常に良い中学生が、
学校では教えてくれないようなハイレベルの指導を求めて、
それで学習塾や家庭教師を利用する場合は、ひとつの方法として良いと思います。

ですが、学年順位で言えば、上位10%の中学生以外の生徒にとっては、
つまり、90%の中学生にとっては家庭教師や学習塾は、かえって害をもたらします。


勉強は、自分自身で自主的に家庭において自学自習するのが正しい方法です。


それをせずして家庭教師や学習塾に頼るということは、
勉強において、人(この場合は家庭教師や塾の講師)に依存することに他なりません。

このような依存心は、自主性の育成を阻害するだけでなく、
将来的に、依存心の強い人を育成してしまいかねません。

ハッキリ言いまして、高校に入ってから大学受験を目指すならば、
既に学習塾や家庭教師に依存していては大学合格は無理と言えるでしょう。

大学受験は、それほど甘くありません。

高校での勉強も学習塾や家庭教師の位置づけは中学生と同じです。
まして、大人になれば、学習塾や家庭教師に代わる存在はありません。

つまり、自分で何も出来ない人になってしまいかねないのです。
そのような人材は、一般社会では有能と判断されません。

そして、そのような依存心の強い人間を育成してしまうきっかけになりかねないのが、
中学生向けの学習塾や家庭教師なのです。

学習塾や家庭教師を利用して、なまじの成績アップが出来たとしても、
依存心が芽生えてしまったとしたら、大局的に見れば失敗と言えるでしょう。

勉強は自分自身で頑張るものです。その点を間違いのないようにして下さい。